NHK ヒューマニエンス 「”指”ヒトとサルの分岐点」が面白かった話
やっぱNHKの教養番組は、教養のない自分にとっては面白いです。
今回は
人間の祖先が、木から下りた後に生きていくために、親指が発達した?とか、
最初は、肉食動物の食べ残した骨の中の骨髄を、栄養源として食べていた?とか
指の数が5本なのは、ただの偶然だった?とか
まだわからないことが多いらしいのですが、色々面白かったです。
個人的に一番印象に残個ったのは、筋シナジーについての話でした。
人間はなぜ自由自在に指を操れるのか?
すべて脳が直接命令を出すとなると、脳にめちゃめちゃ負荷がかかると。
だから、脳は、脊髄に「指をこんな感じで動かしたい」って命令を出すだけにして、具体的にどの筋肉使うとかは、脊髄にお任せする。単純作業は任せちゃって、その代わり、脳はクリエイティブなことをするっていうことらしい。
番組内では、会社の例を持ち出して説明していました。
社長が全部やろうとすると疲れちゃう。だから社長は「こんなカンジの事する」っていう命令だして、部長や課長みたいな人が部下を使って実際に動かす、みたいな説明だったと思う。
これを聞いた時、いや~うまくできてるねって、思いました。(感想小学生かっ?)
進化については、なんとなく脳がでっかくなりました~的な理解しかしてなかったので、脳がでっかくなるにしても、その前には、指でつかむことができるようになって、道具使えるようになって、っていう過程がちゃんとあったことが分かりました。
番組では、他にも、触ってる感覚を共有するとか、触ってる感覚を取り戻すみたいな最新の研究についても触れてました。
興味ある人はこんな変なブログなんか見てないで、再放送でも、オンデマンドでも見てみて観てください。